2017年3月・絵本紹介③

【2017年3月・ちょっとスペシャルな絵本たち③】

こんにちは!littlebooksです。
引き続きスペシャル絵本newsを
お送りします。


今日は tupera tupera さんの
ジャバラ絵本のご紹介から!



■『魚がすいすい』『木がずらり』

「ひろげて、とじて、
言葉と絵をあじわうジャバラ絵本」

カバーに書かれたことばどおり
ジャバラ状のページが楽しく

オノマトペのおもしろさが
ストーリーと絵に反映されたシリーズ。

ツペラツペラさんの作られる絵本は
デザイン性も高くおしゃれで
大人のかたにも人気があります。










ジャバラを広げずに手に取ると
普通の絵本のように
読み進めることができ

最後まで読んでぱたりとまた
裏面を読むことができます。

表面とは異なる展開に
びっくりしたり感心したり!

ジャバラを広げ読むと
全体を見渡すことができ
また違った面白さをあじわえます。





■『いちご』

風や水などの
自然エネルギーを使って動く彫刻で
世界的に知られる芸術家
 新宮晋さんの絵本が入荷しました。

『いちご』は新宮さんが
はじめてつくられた絵本。

いちごが育ち大きくなる過程が
四季の移り変わりとともに
いちご自身の体験として
語られていきます。

短い詩のようなまっすぐな文章は
日本語、英語、フランス語、
イタリア語、ドイツ語の5つの言語で書かれ

その配置はうつくしく芸術的であり
並ぶことばたちには
こころを揺さぶられます。

わたしが息をのんだ一文はこちら。

「赤い実のまん中には
太陽のとどかない 
白いつめたい世界がある」。

描かれる絵と
切り取られる視点の鋭さにも
圧倒されっぱなしです。

ちいさな驚きをもたらすページと
あなたも出会ってみませんか。











■『ちいさなふしぎな森』

こちらは新宮さんはじめての
ポップアップ絵本。

ちいさな森が主人公。

一日の時間の流れのなかで
ちいさな森が大胆にシンプルにダイナミックに
変化していきます。

ページをめくるごとに
驚くほど色鮮やかに移り変わる
ちいさな森の世界。

littlebooksで新宮さんの世界、
体験してみてください。

 

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