絵本紹介『わらうほし』『じゅんびはいいかい』、書籍紹介『青い鳥の本』『黒い鳥の本』

【2017年4月・入荷情報!】
こんにちは!littlebooksです。
久しぶりの入荷お知らせです。




■『わらうほし』『じゅんびはいいかい』
荒井良二さんのコーナーから。

『わらうほし』は
ちいさな笑顔からはじまる絵本。

朝が来ただけで、笑う山。
目を覚ましただけで、笑う森。

おやすみなさいと言うだけで、笑い
おはようと言うだけで、笑う。

こんなふうに
ちいさな笑顔が集まることが
地球を「わらうほし」に
するのかもしれませんね。

日々のちいさな笑顔を忘れないために
そばに置いておきたくなる一冊です。









■『じゅんびはいいかい』

「そろそろじゅんびはいいかい?」
「いいよう!いいよう!いいですよう!」

にぎやかに描かれる絵と
繰り返されるこの言葉。

見ていると
なぜか、じんわり。
泣きそうになってきます。

勢いがあって
春のあたらしさがあって

本の帯にあるように

「春の訪れを鮮やかに描いた
新生活のスタートにふさわしい絵本」。

でも、それだけじゃなくて。

うまく言葉にできませんが
絵本全体が
すべてを肯定する空気感
つつまれるような安心感に
溢れています。

この春いちばんの
おすすめの絵本です。





■『青い鳥の本』『黒い鳥の本』

「ビブリオマンシー」という言葉。

お聞きになったこと、ありますでしょうか?

日本語に直すと「書物占い」。

無作為にページを開き
目に飛び込んでくる言葉を
メッセージとして受け取るもの。










古くは4~5世紀ごろから
聖書で行われていた
シンクロ二シティに基づく
神託の一種です。

おみくじやカードを引くのも
同じ原理ですね。

『青い鳥の本』は
目の前の状況を照らすヒントに。

開いたところに
幸運のキーワードが見つかります。

『黒い鳥の本』は
明るさや正しさに疲れた心に。

心の中の一番暗く
湿った場所をしずかに見つめます。

そこにあるのは
アドバイスではなく「対話」。

著者は占星術エッセーなどで
知られる石井ゆかりさん。

どちらの本もお守りになりそうです。

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