絵本紹介『BROOCH』『おこりんぼママ』、書籍紹介『世界の美しいボタン』『世界の美しいブローチ』

【2017年5月・入荷情報②】

こんにちは!littlebooksです。

今日は少し冷たい
雨が降っていますね。


さて、次の日曜日は母の日。

今年の母の日に贈りたい
おすすめ絵本をご紹介します。



■『BROOCH』

プロダクトデザイナーの
渡邉良重さんの絵と
内田也哉子さんの文章による
大人のための絵本。

絵は透けて薄い
トレーシングペーパーに描かれ
幾重にも重なり

幻想的な美しさを
作り出しています。

破れそうに薄い紙を
ゆっくりと優しく丁寧にめくり
 ひとつひとつ言葉をたどっていくうちに
心がしずかに落ち着いてきます。







■『おこりんぼママ』

主人公の「ぼく」は
ママにものすごく怒鳴られて
からだがバラバラになってしまいます。

なんとも衝撃的なはじまりですが
なんとなく身に覚えのあるような
気もしてきます。。

でもさいごはやっぱり
「ごめんね」のハグハグ。

まさに、リアルおかあさんのための
一冊といえるかもしれません!





■『世界の美しいブローチ』

こちらは
19世紀以降の欧州でつくられた
さまざまなブローチを
コレクションした写真集。

アンティークやヴィンテージの
可愛く珍しく美しいブローチが
およそ800点おさめられています。

歴史的な背景などを教えてくれる
コラムも読みごたえがあり、

巻末にはブローチのお手入れの仕方や
ブローチに出会えるショップの紹介も。

ページをめくるたびに
ブローチの世界にうっとりとしてしまう
きらきらわくわくの一冊です♡




■『世界の美しいボタン』

こちらでは
18~20世紀のヨーロッパのボタンを中心に

約750点のアンティーク・
ヴィンテージボタンがコレクションされています。

紹介されるボタンの素材も実にさまざま。

七宝、ガラス、メタル、貝、木などで
作られているのですが

コラムを読むとその背景に
歴史上の出来事や日常生活の移り変わり
工業の発達に伴う需要の変化などの
影響があることがわかります。

装飾品であり実用品でもあるボタン。
その世界はなんとも奥が深いもの。

こちらにも
ボタンの歴史コラムや
ボタン作家さんの紹介、
ボタン博物館の情報などが
掲載されています。

家にある衣類のボタンを見るまなざしも
なんだかかわってきそうです!

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