絵本『NATURAL HISTORY』『あるあさ』『空がレースにみえるとき』、書籍紹介『あの世に聞いた、この世の仕組み』『山川さん、黒斎さん、 いまさらながらスピリチュアルって何ですか?』

【2017年10月の入荷情報】

こんにちは!littlebooksです。

一日ごとにひんやりした空気に包まれますね。

秋のlittlebooksには
新しい絵本が続々入荷中。

今日は長い夜にじっくり味わいたい
絵本をご紹介します。

■『NATURAL HISTORY』

副題を「生きとし生けるもの」。

こちらは、M.B.ゴフスタインの絵本。

「ブルッキーのひつじ」や
「ゴールディーのお人形」で
ご存知の方もいらっしゃると思います。

トレーシングペーパーと
カバーに二重に覆われた絵本は
あたたかみのある厚地の茶色い布張り。

自動代替テキストはありません。もうそれだけで不思議と
とくべつていねいに読みたくなります。

宇宙から見た地球、
その地球上に住む「いのちたち」は
平等に尊いもの。

「豊かさをわかちあおうと
私たちは生まれてきたのに」。

訳者である谷川俊太郎さんのことばは
短く美しく深く響いて心に残ります。

静かに何回も読みたくなる絵本です。

■『あるあさ』

まるで画集のような
繊細で美しい絵に
うっとりとしてしまう絵本。

主人公のシカは
失ってしまった角を探す旅に出ます。

旅の中ではたくさんの出会いがあり
だれもが「たいせつなもの」を
失った経験があることを
シカははじめて知ります。

そして。。

大人の方はもちろん、
高学年くらいの子どもたちにも
おすすめです。

韓国の絵本作家さんによる
やさしく穏やかな絵と
こころあたたまるストーリーを
お楽しみください。

■『空がレースにみえるとき』

表紙をみると
暗くなりはじめた空の
紫がかった夕暮れから闇に向かうなか

カワウソと手をつなぎ
輪になり踊る三人の少女。

これはなにか

「あやしげなこと」が
はじまる予感がたっぷり!

そうなのです。

空がレースのようにみえる夜には
「とくべつなこと」が起こります。

この不思議な夜に起こることを
見逃さないための約束事も描かれます。

美しくて謎めいた
マザーグースのようなことばにも
思わずぞくぞくとしてしまいます。

これも詩人、白石かずこさんの
訳ならでは!ですね。

ノスタルジックで幻想的な絵は
バーバラ・クーニーさん。

この絵本を読んで
「ビムロスの夜」の訪れを
一緒に楽しんでみませんか。

■雲黒斎さんの書籍

雲黒斎さん。

大型書店さんで
目にされたことのある方も
多いと思います。

雲黒斎さんは
セロトニン欠乏による
記憶障害をきっかけに

突然、黄色いTシャツ姿の
守護霊とのコンタクトが始まり

その経験をもとに始めたブログ

「あの世に聞いた、この世の仕組み」が

 ネットで大きな話題に。

わたしも書籍をいろいろと
読ませていただいたのですが

とにかくどれもこれも
わかりやすい!読みやすい!

ちなみに

『山川さん、黒斎さん、
いまさらながらスピリチュアルって何ですか?』

の「山川さん」とは

littlebooksでおなじみの絵本

 『小鳥の贈りもの』を訳された
山川紘矢・亜希子さんご夫妻のこと。

littlebooksを愛してくださる
2018を迎えるみなさんに
試しに読んでみてほしい世界です。

いずれシェア会なんかも
できたらいいな~と思っています!

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