CD紹介『 スクール・メモリーズ 』絵本紹介『 はじまりの日 』『 空をつくる 』

【 2018年・3月のおすすめ①!】

こんにちは!littlebooksです。

気がつけば、もう3月ですね。


今日は七十二候の「草木萌え動る」
(そうもくめばえいずる)。

草木が芽を吹きはじめるころ、
といわれます。

春の気配にまず
植物が目を覚ますのですね。

冬の眠りから木々たちを
揺さぶり起こすように吹く今日の風に

littlebooksの庭木に結んだ鈴たちも
りりり、りりり、とひっきりなしに鳴り続け
とてもにぎやかな時間を過ごしています。



◆ CD 『 スクール・メモリーズ 』

小松正史さんの音楽の中で
この季節にぜひおすすめなのが
『 スクール・メモリーズ 』。





「学校の記憶」をテーマに
20曲のピアノ音楽が収録されています。

始業の合図、桜の入学式
廊下の靴箱、木造の階段、教室の窓辺
放課後の雨、卒業式の朝 などなど

タイトルを見ただけで
ふわりと浮かび上がってくる
切ないような懐かしいような記憶たちに

小松さんの奏でる音色が
やさしく寄り添います。

卒業を迎える方へ手渡したい音楽です。




◆ 『 はじまりの日 』

こちらはボブ・ディランの
「FOREVER YOUNG」という曲が
絵本になったもの。

この曲は息子さんのことを想って
作られた歌といわれています。

子どものしあわせを願う気持ちと
新たなスタートを応援するメッセージが
人々の共感を呼び

1974年の発表以来、全世界で
歌い継がれている名曲なのだそうです。

絵本のなかには、
ボブ・ディランにゆかりのある
人や場所が数多く登場して
探し絵的な楽しみも満喫できます。

新たな門出を迎える
子どもたちや大人のみなさん

そして

ボブ・ディランファンのみなさんに
ぜひ読んでほしい1冊です。








◆ 『 空をつくる 』

まちの住人のために、
まちの住人が望む「絵」を
描くことにした絵描きの主人公。

人々に喜ばれるのでうれしくなり
頼まれるままどんどん仕事を
こなしていきます。

人気の絵描きになって
前より大きな家に住めて
おいしいものも食べれるようになって。

でも。

何かおかしいんじゃないか、と
立ちどまったとき、そこには。。

絵本『空をつくる』は
現在の私たちの社会のありかたや

進んでいる方向について
考えさせてくれます。

進むばかりではなく
立ちどまることも勇気のひとつと
思わせてくれる絵本です。




◆ なぜか集まる「 ねこ絵本 」たち。

いつの間にか集まっていた
猫が主人公の絵本たち。

猫ってどこか
正体不明な雰囲気を纏っていると
思いませんか。

わたしたちのすぐ近くで
人間観察をしていそうで

マイペースで
ぐにゃぐにゃしているけど
実はすごく長い体をしていて

夜という時間を自由に
行き来していそうで

何かを察知しながら
でも自分で責任を取って
行動していそうで。。









猫は飼ったことがなく
ほんとうによくわからないのですが

(犬は3匹飼っていたのでなんとなくわかる)

littlebooksに集まってきた
ねこ絵本たちを読むと

猫っていいなあ。と思えてきます。

猫の好きな方、猫に憧れている方に
ねこ絵本はいかがでしょうか? 


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