絵本紹介『すんだことはすんだこと』『エマおばあちゃん』

【2017年10月・入荷情報②】

こんにちは!littlebooksです。
ここ数日はかなり冷えて
深まる秋を感じますね。





■『すんだことはすんだこと』

表紙には
平和そうな屋根の煙突に
ぶら下がる一匹の牛。

平穏なのかそうじゃないのか
とても気になるところです。














主人公のだんなさんと奥さんは
とても働き者でしたが

だんなさんはいつも、
自分の仕事の方が大変だと
思っていました。

奥さんのしている仕事が
自分の仕事よりも楽だと思い
互いの仕事の交換を申し出るのですが。。

物語は
「ふるいふるいおはなし」として
語られていますが

今のわたしたちにも置き換えて読める
なんとも「痛快な」絵本。

男性にもおすすめしたい一冊です。




■『エマおばあちゃん』


72歳のおばあちゃんは
毎日を慈しみながら
一匹の猫と静かに暮らしていました。

誕生日のプレゼントに
子どもたちから故郷の絵を
贈られたおばあちゃんは

じぶんの覚えている故郷とは
まるで違う様子の絵をみて
日々違和感と不満を募らせます。

そして一大決心!ある行動に出ます。

物語は
チャレンジするのに
年齢は関係ないことや

自分で動き出す勇気さえあれば
何でもできることを教えてくれます。

最後のページ、
充実した日々を送る
おばあちゃんの表情が印象的です。

ゆたかな時間とともに年齢を重ねる方へ
贈られてみてはいかがでしょうか。


























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