絵本の紹介『リスとアリとゾウ』『みつけてん』『おんぶはこりごり』

【2018年11月・入荷案内】

こんにちは!littlebooksです!

冷たい空気に足元がひやりとしますが
木々の紅葉が少しずつはじまり
静かにその変化を楽しみたくなります。


入荷絵本のご案内を引き続き。



◆『リスとアリとゾウ』

ちいさなリスは森のほらあなで
ゾウとアリと一緒に暮らしていました。

3匹は体の大きさも違えば
考え方も物事の捉え方も
何もかもが異なっていました。

3匹の調整役はいつもリスです。

仲間のリスに
なぜ一緒に暮らしているのか?と聞かれ

答えるリスのそのことばに
思わずはっとします。

シンプルで大切なことを思い出したい時に
開きたい絵本です。




◆『みつけてん』

「目が語る」絵本作家
ジョン・クラッセンさんのこちらの絵本は

『どこいったん』『ちがうねん』に引き続き
ぼうしをめぐる駆け引きが描かれた一冊。

前二作が大人絵本的に
クールでシュールな展開だったのに比べ
本作『みつけてん』の読後感はほんわか♡

保育園や小学校での読み聞かせにも
おすすめしたい絵本です。







◆『おんぶはこりごり』

思わずじっと見てしまう
インパクトのある表紙です。

男性と二人の男の子をおんぶする女性。

よく見ると

男性と男の子たちはにこにこ笑顔ですが
女性はなんとも無表情です。

女性は「おかあさん」。

おかあさんはこの3人を
「おんぶ」することに嫌気がさし
シンプルにある行動に出ます。

その後の物語の展開の!
なんとまあ痛烈なこと!!

読後感は、苦笑い?爆笑?怒り?驚愕?羨望?

読み終わった後に湧き上がる感情を
楽しみたい絵本です(笑)


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