絵本紹介 『おばあちゃんとバスにのって』『 おなみだぽいぽい 』『 ちっちゃいさん 』『 いっさいはん 』

【 2018年1月・入荷情報 ! 】

こんにちは!littlebooksです。

空はだいぶ明るいのですが...
たくさんの軽い雪が
横へ横へと吹き飛び続けて

吹き溜まりは砂丘の丘のように
なっています!

なめらかな様子は
とても美しいのですが
早く落ち着くといいですね!




◆ 『 おばあちゃんとバスにのって 』

男の子とおばあちゃんには
日曜日の教会のあとに
いつも出かけるところがありました。

男の子はいろいろと不満がいっぱい。
お天気はいまひとつだし
バスでの移動はめんどうだし
ウォークマンも持ってないし。
友達は誰もこんなことはやらないのに。

おばあちゃんはそんな男の子のぼやきを
やさしく楽しく受けとめます。

ふたりは街の人々と楽しく触れ合ううちに
目的地に到着します。

そこは「 ボランティア食堂 」でした。

おばあちゃんも男の子も
あたたかい食事を振る舞う手伝いを
はじめます。

そこはお手伝いする人も食べに来る人も
みんな仲のいい友達なのでした。

2016年、アメリカで最も優れた児童文学作品の
作者に贈られるニューベリー賞と

最も優れた絵本作品の画家に贈られる
コールデコット賞のオナー賞をダブル受賞。

街にはいろいろな人たちがいて
みんなが互いに助け合ったり
支え合ったりしながら生きてる。

読み終わった後はそんなことに
あらためて目を向けてみたくなります。









◆ 『 おなみだぽいぽい 』

「 じゅぎょうのとき
 せんせいのいうこと わからなくて
 なみだ こぼれそうなとき あります
 ひとりぼっちの ばしょにきて
 なみだ ひとつぶ おちました 」

主人公のねずみは
ことばにできない気持ちを抱えて
おもいっきり泣きます。

思いっきり泣いて泣いて泣いて
隠しておいたおやつを食べて。。

イラストレーターごとうみずきさんの描かれる
主人公のねずみが最高にいいです。

ねずみはとても悲しいのだけれど
その悲しみからの切り抜け方は
独特で印象的、そして
ユーモアにあふれています。

涙には「癒しの効果」が
あるといわれています。

最近、涙を流していないという方は
この絵本を読んでねずみのように
ダイナミックに泣いてしまいましょう!




◆ 『 いっさいはん 』

書店で立ち読みし虜になり
littlebooksでも仕入れた絵本。

大型書店さんでもたくさん並んでいるので
あらためてご紹介するまでも
ないかもしれませんね。

1歳半の子どもの日常が描かれた内容は
子育てをしていたらわかる、あるあるが満載。

我が家ではついこのあいだまで
こんな感じだったような気がします(笑)

この年齢の子育てが真っ最中の方にはもちろん
この年齢の子育てを通り過ぎた方も

これから1歳半を迎える方にも
おすすめの絵本です!








◆  『 ちっちゃいさん 』

ある日、はだかんぼうでやってきた
「ちっちゃいさん」(=赤ちゃん)!

ちっちゃいさんは
大人とは違った生命体!
別の星からやってきた生命体!
という前提のもと

ちっちゃいさんの生態や日常が
客観的に観察して描かれます。

それはまるで
ユーモアたっぷりに記された
赤ちゃんの取り扱い説明書。

ちっちゃいさんが安心して
この地球で、この大人のもとで
生きていくことを決めるのは

私たち大人のなかに
「あることを発見したとき 」
なのだそうです。

読み終わったとき、
人間って愛おしい!と思えてきます。

お誕生日や
ご出産のプレゼントにもぜひ。

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