絵本紹介『ぼくのたび』『夜のあいだに』

こんにちは、
littlebooksです。


今日は入荷した絵本から

美しく描かれた
静かなお話の絵本を
ご紹介したいと思います。



◆『ぼくのたび』

主人公は小さな町のホテルマン。

世界中からやってくる旅人から
知らない国の話を聞き

遠くへ行きたい気持ちが
こみあげてきます。

そんな時、
彼は夢の中で旅をします。

リアルな空想は
彼の心を一時満たしますが

朝がやってくればまた
現実に戻る毎日。

主人公の
揺れ動くこころや
憧れや迷いが

リトグラフと呼ばれる

版画の技法でどこまでも
美しく描かれます。

こちらの絵本は

海外でさまざまな賞を受賞され
世界中で高い評価を受けている
絵本作家、みやこしあきこさんの作品。

描かれていないことも
伝わってきそうな

そんな奥行きを

感じることができる一冊です。





◆『夜のあいだに』




表紙には
大きな満月に照らされた
大きなフクロウのトピアリー!!

もうこの表紙の絵の美しさに
うっとりです。

すこしさみしい雰囲気の街
グリムロック通り。



ある朝、街の一本の木が
突然ふくろうのトピアリーに
なっているところから
このおはなしははじまります。

翌朝には別の木がネコに
次の朝はまた別の木がウサギに。

んな風に街の木々が
一本、また一本と
動物に姿を変えていき
次第に街全体が活気を
取り戻していきます。


こどもの家」に住む
人公の僕は
この謎めいた仕事をする
ひとりの人に気がついて。。


奇妙で不思議で、でもどこか
なつかしさを感じさせる
温かみのある絵に
ぐぐっと引き込まれます

本書が初めての絵本となる
カナダの兄弟作家さん
テリー・ファンさん、
エリック・ファンさんの作品で

この6月に出版されたばかりの
生まれたての絵本です。

手に取ってこの美しい世界を
ぜひ楽しんでみてください


































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