『ひとのこころとからだ ・いのちを呼びさますもの』『自分を休ませる練習』『わたしと霊性』『毎日っていいな』

こんにちは!littlebooksです。



秋が深まって

庭の木々の葉が
日々少しづつ
色を変えていきます。

これからの季節から
雪が降るまでの
自然たちのグラデーションが
今からとても楽しみです。




今日は新入荷本のご紹介を。



私もまだパラパラ読みで
じっくり読んでいないのですが


いずれの本も


今のわたしたちの
「心の滋養」になること間違いなしの
気配が漂います。



紹介文から


ぴたり、と
くるような本がありましたら
うれしくおもいます。




◆『ひとのこころとからだ
 いのちを呼びさますもの』


真っ赤な表紙に金色の文字と模様。


血液を思い起こさせるような
新鮮な赤さに思わず
どきりとします。


医師、稲葉敏郎さんが語る
医療と芸術の接点からの
「いのち」のおはなしです。


目次は下記の通り。


序章 すぐれた芸術は医療である
第一章 体と心の構造
第二章 心のはたらき
第三章 医療と芸術 



>現代は外向きの社会的な自分と
 「いのち」を司る内なる自分とが
 分断されている時代


>内側に広がる自分と
 繋がることができたら
 自分以外の人とも
 しっかり繋がることができる


>自分自身の
 内と外とが重なり合う
 自由な地を守ってきたのは
 芸術の世界であり


 医療にもそういった役割が
 あるのではないか。




わたしたちの

尊くいとおしく
神秘的で現実的で
素晴らしくかけがえのない
「いのち」について


あらためて

気づきをくれる一冊です。





◆『自分を休ませる練習



本にまかれた帯には



自分が疲れていることに気づいてますか?



というメッセージ。


医師、東京大学名誉教授
矢作直樹さんの著作です。


短く読みやすい文章に
まとめのような言葉が書かれます。


>「早い」ことが良いとは限らない。
 「先送り」にしたほうが良いこともある。


>信頼していれば
 期待外れでも恨むことはない。


>無理をする、頑張りすぎる。
 そんな生活は変える。


>「時間がなくて行けない」
 言い訳をやめて とりあえず飛び出す。


>集中できない人は
 気持ちではなく環境を変える。



シンプルでわかりやすい内容は


ああ、そうだな、なるほど
いわれてみればその通り、

ということばかりです。



目次は下記の通り



はじめに 最近ゆっくり休めていますか

第一章 やわらかな心を取り戻す
第二章 すこやかなからだを取り戻す
第二章 ほどよい暮らしを取り戻す
第三章 ありのままの感覚を取り戻す
第五章 自然の中の自分を取り戻す
第六章 「今」に意識を取り戻す


頑張りすぎる人の毎日を
ラクにするチェックリストつき。



休むことは
怠けていることでも
ずるをしていることでもない。

何のために生きるのか。

自分のペースを知ること
自分を知ることの大切さが
伝わってきます。


みなさんのまわりにいる
「頑張りやさん」へ
そっと手渡してみるのも
よいかもしれません。




◆『わたしと霊性』


「マーマーマガジン」編集長
服部みれいさんのエッセイ。



不思議体験、各種セラピー、
前世療法、超能力、カルマ論、
タオイズム、

宗教、非二元論、女性性、
自然、動植物、表現、

星、大天使、愛、祈り、
敬虔さ



などなど


さまざまな切り口を通して
みれいさんが持つ
「霊性」への想いが
綴られています。



>「霊性」はあたり前に
 すべての人にある。

 どんなかたちであれ
 霊性を穢すことは

 すべての人の「自ら」を
 穢すことであると思いました。



>過剰にこわがったリ、
 あやしんだり、軽んじたり
 避けたりするのではなく

 見えない世界、
 不思議な力や働きのことを
 大切にフラットに尊敬していたい。

 この世界にある神聖さ、
 敬虔さというものを

 どんなときも
 たいせつにしていたい。

 愛を基軸としたこの世界が
 ほんとうに好きなのです。



普段着のなかにある
本当の幸せと豊かさと
生きる喜び。

私たちのなかにある
清らかな霊性を
思い出すことができる本です。




◆『毎日っていいな』


吉本ばななさんの
読むほどに日々が愛おしくなる
50のエッセー。

毎日新聞の日曜日版に
掲載していたものを
編集されたそうです。



帯には

「楽しげなことだけ集めてみました。」

と、ばななさん。


>自分だったら日曜日の朝に

 すごく悲しいことや
 考えさせられることを
 読みたくないなあ、と思って、

 なるべく悲しい話や重い話は
 書かないようにしました。


というやさしさのもと


何気ない日常の中にある
ちいさな幸せが
ばななさんの感性で
綴られています。


ページをめくると

時間が静かにゆっくりと流れ
日々生きていることが愛おしく

優しい自分に戻れる


そんなエッセーです。




--------------------------------------------------------
公式HP https://littlebooks.wixsite.com/kayokohirokawa















コメント