「Mou」

こんにちは!littlebooksです。


あっという間にクリスマスですね!

久しぶりのブログです。

今日は入荷絵本のなかから
クリスマスに読みたい
いちおしの絵本をご紹介します。


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「Mou」


ずっしりと重量感を感じさせる重み。

表紙には
雪の積もったふしぎなかたちをした木。

その木のアーチのなかで向かい合う
ちいさな女の子とちいさな生き物。


黒を基調とした装丁に
金色の文字で

Mou 

Naffy 。


「Mou」はタイトル、
「Naffy」は作家さんのお名前です。


とても美しく
魔法がかっているような雰囲気が
漂います。


出版社さんのサイトにはこのような記述が。



>人と人でない不思議な生きものとの交流を
 温かく切なく描く大人の童話です。

 森の中の世界を繊細に描き出すのが
 新進気鋭のイラストレーター・Naffy。

 2019年の個展「Mou」で初の長編絵本を制作し
 コミティアなどで瞬く間に完売し話題に。

 個展を訪れた編集者の目にとまり
 1年をかけて全て描き直して出版に至りました。

 物語を彩るシックで美しい装丁に仕上げたのは
 人気デザイナーの名久井直子。

 これからの活躍が期待される
 作家のデビュー作にどうぞご注目ください。



なんと、Naffyさんのデビュー作!



中世ヨーロッパの
お屋敷や森を感じさせる世界。

みたこともないような
不思議な生き物たち。

静かに描かれる彼らとの友情。

絵の美しさが作り上げる
独特な世界観とおはなしの展開に
ぐいぐいと惹きつけられます。

また

「青白く光る石」や
「星のかけら」
「とうめいスープ」など

言葉のセレクトも
印象に残るものばかり。


これほどまでに
こころにしっかりと刻まれる
短編映画のような絵本には
なかなか出会えないと思います。


大人の本棚に飾っておきたい
ずっと大切にしたくなる絵本です。


贈り物にも。


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「Mou」
 Naffy
(学研プラス)










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