「かぜはどこへいくの」「たいせつなこと」

こんにちは!

littlebooksです。



先日の空の


太陽と

太陽からの雲、

太陽への雲から




卵子

へその緒

胎盤

胞衣

DNA

ねじれ



などの、
ゆらゆらと漂う言葉たちを
キャッチしました。


ねじれ。


捻れが運ぶもの。

捻れが繋げるもの。

捻れが生み出すもの。


捻れ。


捩れはなんのために
あるのでしょう。



たとえば
藁が捩れたかたちをしている
「しめ縄」は

あちらとこちら、
ふたつの世界の境目を
意味しています。


常世と現世の結界を
捻れで示し、捻れで繋いでいます。


捩れは
人と人との間にも生まれます。
そんな捻れはなんのために
あるのでしょう。



生み出すもの。

生み出されるもの。

からだのなかにある宮。

運ぶもの。

繋げるもの。




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そんなことを感じているとき
思い起こした絵本がこちら。


『かぜはどこへいくの』(偕成社)


絵本の紹介はこちらを。






「おしまいになっちゃうものは、
 なんにもないんだね」



主人公の僕がつぶやく
この言葉が響きます。



うん。そうだね、
おしまいになっちゃうもの
はなにもない。


だからあなたには
恐れることなく
この世の中を
生きていってほしい。



大人は子どもたちに
そう願います。




でも、

大人になった私たちは
時に、この世界には
「おしまいになること」があると
知っています。



それは思い返せば
「おしまいになるタイミング」
だったということも。



「おしまい」は
「終わり」ではなく
「卒業」という意味を
持つときもあります。


次の段階、次のステージに
移行すること。


そこでの学びを終えて
次の世界へ、次の段階へ。


じぶんにとって
もし卒業することがあるのなら


これまでのありがとうとともに。



捻れが運んだもの。

捻れが繋げたもの。



捻れが生み出してくれたものに
感謝の言葉を添えて
手放すときなのかもしれません。




あと二か月で新しい年。



新しい年に持っていくものは

じぶんにとって「大切なもの」を。


じぶんにとって「大切なこと」。




そんなことを考えてみる

秋のひとときです。

























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